日本初の“タンゴール”種「清見」
春の訪れと共に市場に出回る「清見タンゴール」は、温州みかん (Tangerine) とオレンジ (Orange) をかけ合わせて生み出される“タンゴール”種の先駆けとなった品種。
昭和54年 (1979年) に品種登録されて以来、愛媛県西宇和地域の中晩柑類を代表する品種として栽培されてきました。
果肉は濃い橙色で柔らかく、果汁たっぷり。
オレンジ由来の爽やかな香りも楽しめ、ジュースにしても美味しい品種として知られています。
また、その良好な風味から「不知火」や「せとか」など、多くの高級品種の交配親としても活躍してきました。
オレンジ由来の風味を強調して「清見オレンジ」と呼ばれることもあります。
(出典: 果樹茶業研究部門:育成品種紹介 清見(きよみ) | 農研機構)
美味しさ広がる「スマイルカット」
果肉が柔らかく皮の薄い清見は、カットフルーツとして楽しむのもおすすめ。
まずヘタとお尻の軸に対して垂直に2等分し、半分になった果実をさらに軸から皮の方向へ切って4等分すると綺麗な「スマイルカット」(八つ切り) に仕上がります。
清見の特長を活かした美味しい食べ方。
2等分だけして後は切らずにスプーンですくって食べるのも、贅沢な感じでおすすめです。
お得な【家庭用】
冬の低温や鳥獣の被害を防ぐため、農家さんたちは果実1つ1つに袋をかけて清見に冬を越させます。
それだけ手間ひまかけても、自然の中で育つものですからどうしても皮に傷がついたりすることはあります。
そうした“わけあり”清見は、贈答用にはちょっと気が引けるけれども自分で食べるなら全く問題ない品質。
そんな清見を「家庭用」として販売いたします。
お手頃価格で存分にお楽しみください。
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柑橘王国・愛媛を代表するみかん産地【八幡浜】
愛媛県は言わずと知れた柑橘の名産地。
愛媛と言えば?と聞かれるとまずみかんを想起する方は多いと思います。
中でも八幡浜市は、柑橘類の代表品種である「温州みかん」の生産量が愛媛県で一番多いまち。
なんと愛媛県全体の生産量のおよそ半分を八幡浜市で生産しています。
清見タンゴールについても、愛媛県内では八幡浜市周辺の西宇和地域が主要産地です。
年間を通して温暖で、山裾が急傾斜で海へとせり出すリアス式海岸の土地柄の八幡浜は、みかんにとって絶好の環境。
たくさんの自然の恵みにより、美味しい美味しい八幡浜みかんが育っています。
おいしさの理由は“3つの太陽”
八幡浜で美味しいみかんが育つ要因は“3つの太陽”にあるといわれます。
1つめは空からの太陽光、
2つめは海から反射する太陽光、
3つめは段畑の石垣からの輻射熱です。
これら“3つの太陽”と水はけの良い土壌により、糖度が高く香りも芳醇な極上の柑橘類が育っています。